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出版の崩壊現象 [1]

企画出版は言い換えれば商業出版である。
一般にはこの冠をとっぱらった形態が出版とよばれているのである。
ついでだが、企業がPRのために出版する場合には企業出版と言う。
販売しないものもあるので、これも自費と同様に曖昧だ。

企画を立て原稿料を払い、販売のリスクも背負って販売し良否を世に問うのが本来の出版であろう。
ところが、原稿料は献本でお茶をにごすやり方も見られる。
それどころか、自費を企画として出すところさえある。
しかも、全国の書店に並ぶとうたう中央の自費出版が、
その誇大と虚偽がばれてもなお健在だ。

健在というより拡大といったほうが適切だろう。
市場の一角を占めるほど活況で、団塊のリタイア後はさらにニーズが増えると期待されている。
これをどう見るか。発展か崩壊かという視点にたてば、
明らかに従来型の出版は、すでにふれたカテゴリーの混乱に見られるように、崩壊寸前である。
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