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出版の崩壊現象[2]

カテゴリーから言えば、企画ないしは商業と別の
お金を基準にした分類が定着したぶんだけ、まちがいなく出版の地位は
崩れたと見ていい。一般にはそうは見えないかもしれない。
それを覆い隠すヴェールがある。

新刊ラッシュだ。

市場のニーズから生まれた現象ではない。
あくまで東京出版村の裏事情による。

売れないため出し続けないと生き残れない。
これを取次と大型書店がスクラムを組んでバックアップする。
取次は金融機能まで発揮して支え、書店は優先的に棚を提供して協力する。
政官業の癒着にも似た東京村の構造を背景に新刊バブルは続く。

地方の小出版など入りこむ隙間もない。
本のライフサイクルの超短命化、企画の枯渇、作家不足、
食えない作家・ライターの蔓延、安直なビジュアル化、
クリエイターの質低下、下請けたたき、地域書店の壊滅……、
あまりの惨状である。
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出版の崩壊現象 [1]

企画出版は言い換えれば商業出版である。
一般にはこの冠をとっぱらった形態が出版とよばれているのである。
ついでだが、企業がPRのために出版する場合には企業出版と言う。
販売しないものもあるので、これも自費と同様に曖昧だ。

企画を立て原稿料を払い、販売のリスクも背負って販売し良否を世に問うのが本来の出版であろう。
ところが、原稿料は献本でお茶をにごすやり方も見られる。
それどころか、自費を企画として出すところさえある。
しかも、全国の書店に並ぶとうたう中央の自費出版が、
その誇大と虚偽がばれてもなお健在だ。

健在というより拡大といったほうが適切だろう。
市場の一角を占めるほど活況で、団塊のリタイア後はさらにニーズが増えると期待されている。
これをどう見るか。発展か崩壊かという視点にたてば、
明らかに従来型の出版は、すでにふれたカテゴリーの混乱に見られるように、崩壊寸前である。

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